マユ〜。の読書中心の生活

読書と美容が趣味のアラフォーです。最近は健康対策にも興味深々。

何事にも腰が重いわたし。。。
タイトルに惹かれて衝動買いです。



何かをはじめようと思っても、
ついぐずぐずと先送りしてしまうわたしのような人間でも、
『気力』も『根性』も使わずに(ココ大事!
すぐやる人になれる方法を55個も紹介してくれる、ありがたい本。



就活時、実に40社以上の面接を落とされ、
アルバイトで貧乏生活に堪えていた若い頃、
そんな毎日を日記に記しながら、
「いつか、成功した時に読み返して、感慨に浸ってやる!」
と妄想していたという作者。
そしてその後、実際にコピーライターとして成功し、
さらにそこから人気エッセイスト、直木賞作家へと成功の階段を上り、
若い頃望んだものはすべて手に入れた、と言う
林真理子さんの「野心」を持つことの効用を説いた新書です。







学生時代、いじめから脱け出すためには
そういうレベルの同級生が到底来れないようなところへ登っていくしかない!と
県内一学力の高い高校へ進学したところからはじまり、
就職が思うようにいかず、貧乏に耐えた時代には
当時流行だったコピーライターに活路を見出だし
貯金をはたいて講座に通ったりと、
常に上を目指して「ここぞ!」というところで思いきり努力する、
このエネルギーの源こそ、「野心」だった、ということです。
こういう、不遇な状況から抜け出そう、という時、
とにかく自分を高める、
自分のレベルを上げて「上に」抜ける、というのは
一番効果があるんでしょうが、一番大変なやり方ですよね。
これをやり遂げるには、やっぱり「野心」という、
ただ現状からの解放を望むだけでなく、それ以上を求めるという
「欲望」が必要なんでしょう。
(こういう元気が残っているうちに行動を行動を起こす、というのが
一番大事ですね。疲れ果てちゃう前にね)
あのバブル崩壊から、日本は極端に清貧志向というか、
「欲望」を否定する思想に片寄りすぎた面が確かにあるような気がします。
特に若い人が、今から老後の心配をして現状維持に走ったり、
逆に先のことを何も考えず楽な方へ流されたりしていれば、
歳を取るに連れてどんどん人生が尻すぼみになっていくよ、と
作者は心配している訳です。

しかし今、ほんの少し景気が上向いてきて、
人々も元気を取り戻しつつあるようですし、
(特に、バブルを知ってる世代がイチバン気分が上がってるようですがw)
無欲と言われる若い人たちも、
「より良い暮らしを求める、昔ながらの上昇思考というのも、
案外楽しいかもしれない」
という気分になってきている感じ。

だからこそ、か、この本もとっても売れているらしいです。

まさか、昔のバブル時代のように
「カネが全て!」みたいにはならないと思いますがw
すっかり忘れ去られていた「野心」という言葉がせっかく甦った訳ですから、
こういうストレートな上昇思考、欲望へ取り組む姿勢も取り戻していけると
ちょうどいいバランスになっていいんじゃないかな?と思いました。
そしてなんといっても、作者自身の人生の快進撃が痛快です!
これは他の著書で読んだんですが、直木賞を取った時、そのスピーチで
「わたしに直木賞をくれたことを、決して後悔させません」と言って、
その勝ち気さに自分で驚いた、という。そして、
「勝ち気な人、というのは初めから勝ち気なのではなく、
「勝つ」という経験をすることで、「勝ち気」になっていくんだ」
と気づいたんだそうです。

作者自身が、いつもぼんやりしていて鈍そうな、と
表現するような少女時代から
大きな舞台に立って勝ち気なスピーチをするまでに
どれだけの努力を重ね、成功体験という「勝ち」をつかみ取ってきたか。。。

その軌跡を読むだけでも元気がもらえます。




この著者、大橋巨泉さんといえば、
人気司会者として活躍していた働き盛りの55歳でリタイヤして海外移住。
まだ日本が企業戦士を持て囃していたバブルの時代に
「思う存分ゴルフがしたい」と言って早々に引退してしまうという。。。
当時、ものすごく珍しかったのを覚えてます。







その巨泉さんももう80歳。リタイアして25年、
いまだに悠々自適の第二の人生を謳歌している秘訣を語る、という本です。
現役時代から伊東の別荘と東京とを行き来する週末田舎暮らしを実践したり
ニュージーランド他で店舗経営をして外貨を稼ぐなど、
今でこそビジネス書などで注目されているやり方ですが
25年も前からやってたというのがスゴイ。
当時はこういう行動もすべて成金趣味の一つと取られて
たけしさんやタモリさんにさんざんネタにされてましたがw
今思えばあまりに進歩的すぎたんだなあと。
この本を読んでいても、とても80のオジイサンが書いたとは思えない(失礼)
現代的な思想を感じます。
そもそも、巨泉さんのお父様もかなり進歩的な考えの持ち主で、
「親子、兄弟は選べないが、結婚相手と友人は自分で選んだものなんだから
親兄弟より大事にするべき」
と、教えられて育ったそう。

第二の人生を考えるときも、何より共に過ごすパートナー(妻)との関係が一番大事!
と、臆面なく言える男性ってかなり日本では珍しいですよ~。
そして本文中に散りばめられた自画自賛としか思えないw記述の数々。
これは周りの芸人さん達がツッコミまずにいられなかった
のも分かる気がする。。。(^w^)
わたしは現役時代をギリギリ知ってる世代ですが、
(クイズダービーも世界まるごとハウマッチも大好きだったよ)
当時はなんかエラそうな、一癖ある大物芸能人!
みたいな印象ww
あんまり好感持ってなかったんですが。
今となってはああいう「喰えない」大人っていうのも
理想だワ( ̄∇ ̄)
若い人はもしかすると全然知らないかもしれませんが、
むしろわたしより下の世代の方がこの生き方に
共感できるかも。
ご一読をオススメします!

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この本も、Twitterを通じて知りました。

タイトルの「ライフデザイン」というのは、「ライフプラン」に変わる
新しいやり方として著者の米田氏が作った言葉。

「はじめから完成図を決める人生『設計』ではなくて、
現在進行形で人生を『デザイン』していく」
という感じでしょうか。